今日はバリバリ緊張しました。
本日7月5日から二日間は映画の撮影のため、コワーキング・スペース町田『小町』は貸し切り営業となっております。
いつもご利用になってくださいます皆様にご不便をおかけいたしておりますが、ご理解くださりありがとうございます。
スタッフの方と初め思っておりましたが役者さんでもあった(実は私には明瞭には区別がつきませんで申し訳ありません。このとてもかわいらしい方は場がピリピリした時に全体を和ませることのできるたいへん素晴らしい方です。それに役者になった途端雰囲気ががらりと変わりびっくりもさせられました)方からお許しをいただきましたので、本日の撮影風景をばらしてしまおうかな(でも、ストーリー的なことはまずいかな?)と、このブログを書くことにいたしました。

朝10時前から続々とスタッフの方、役者の方々がお集まりになり10時少し過ぎにはスタートという雰囲気がコワーキング・スペース町田『小町』を満たしてきました。
監督さん「音がするなぁ。なんだろう」マイクには拾われているようですが私にはまったく聞こえない音があるようです。
しばらく音源を探していましたが、マイクが拾う音の低音域を消すスイッチを入れることで良くなったみたいです。余計な音を出したらいけないな!と緊張の幕開けでした。
撮影が進みしばらくして、スタッフさん(実は、ここ『小町』を撮影場所に選んでくださった方だったのですが、今回は残念ながら出番がない美人の役者さんでマイク持ちを担当していました)が、「あっ」間があって監督さん「何かありました?」スタッフ「ごめんなさい!!気づかなかった。」「猫バスが!」
キャラクターは映画に出てしまうとまずいのですね。コワーキング・スペース町田『小町』にはたくさんの小さなキャラクターたちがいます。とりあえず何人もの小町の小さなスタッフ達は隠されてしまいました(シクシク (ノД`)・゜・。)。

監督さんが「動きを見せてもらえる?」「テストします」「本チャン行ってみましょうか」と着々と(私『えっ、本番?』)撮影が進みました。
正直に言います。初め私は役者の方の真剣な意気込みに圧倒されていました。どの役者の方も力があふれ場の空気を瞬時に変え、私はストーリーの中に引き込まれていました。しかしそれ以上に監督の意気込みがすごいのだとしばらくして気が付きました。
監督さんは物静かな方で感情を表に出すことがないように見受けられました。実は監督は、みなの気持ちを盛り上げテンションを落ちさせないようすごく気を配って言葉を使っていたのです。撮影中の役者さんに対してだけでなく周りの人にもとても気配りの行き届いた言葉を常に発していました。休憩中に私と話してくださった時にもそうでした。

「この台詞の時は本当はどんな動きをしたかった?」というような監督からの問いかけ、そして役者さんの気持ちを汲みながらの撮影が繰り返され、同じ場面を何度も何度も撮影し、またカメラの位置を変えながら同じシーンの撮影を繰り返していました。
申し訳なかったのが外から漏れてくる音でした。工事現場の音、町田ターミナルプラザでライブ(?)をしている音楽、救急車の音、そのために幾度か中断を余儀なくされてしまいました。多少の音は環境音だということです。また音響学的な処理の仕方は私には不明ですが、時間を測って環境音だけの録音もしていました。相殺できるのかな?
30分の昼食時間をはさみ午後のスタートです。
午前でもそうでしたが、出演する役者さん以外(当然私も)の人はカメラに映らないようにしなければなりません。カメラの向きを変えると席を移動することになります。行ったり来たりを1シーンごとにしていたのですが、出番でない役者さんとともに私もドアの外に出ることになりました。追い出されたわけではなく、その方が良いと皆さんが判断したのです。私は見ていたい気持ちが強かったのですが、するべきことがあったのでノートを抱え外に出ることにしました。

というわけで午後の撮影はほとんど見ることができませんでしたが、皆さんとてもやさしい方がたで「申し訳ありません」と何度も言っていただきました。
ありがとうございます。
最後にバラシちゃおっかな~
怒られたらかわいそうなんだけど。
皆さんやさしい方ばっかりだったからきっと大丈夫。
ですよね?
今日は出番はない(作成している映画の第一話に出演するとのこと)けどスタッフとしてお手伝いをすることになっていたのに大遅刻をしてしまった役者さんのことですが~。
はっきりとは言わなかったけど私の勘では…
埼玉県のローソンで働いているという役者さん、とっても元気いっぱいでテンション上がりッパでした。今朝まで夜勤でまったく寝ていない状態で町田まできたそうです。今日の夜も夜勤だそうですが、電車の中で寝るから大丈夫ですとのこと。がんばってね♡
彼曰く「町田って、すっごい遠いですよね。」
…………….
小田原まで行ってきたとか?
希エンターテイメントの皆様および役者の皆様、監督様
今日はとても心弾む一日でした。
ありがとうございました。
良い作品になると確信しています。がんばってください。
伝