SoundflowerとQuickTimeで、ドットインストールのまねごと

MacのQuitckTimeとSoundflowerを使って、ドットインストールのような動画を作成する

QuickTimeは動画は撮れるのですが、音声を取り込めません。ですがSoundflowerというソフトを利用すると、QuickTimeで音声を取り込めるようになります(説明の中の図が小さくて見づらい場合は、図をクリックすると大きな画像が見えます)。

Soundflowerのインストール

Soundflowerのダウンロード一覧からダウンロードして、インストールします。私は一番上の新しい1.6.6bをダウンロードしましたが、動いています(最初はMountain Lion、その後Mavericksにしましたが、現状大丈夫そうですw)。

※フリーソフトですので自己責任でお願いします。

Soundflowerの設定

Soundflowerをインストールすると、下のような花がLaunchpadに現れます。

soundflower-icon

これを使って起動すると、Macの画面上上部に以下のようなアイコンが現れます(画面上部にあるアイコンバーの一番左です—小さくて見づらいですが)。

soundflower-icon2

このアイコンをクリックすると、以下のような設定画面が現れます。

soundflower-setting

この中のSoundflower(2ch)「None(off)」を2つ下の「Built-in Output」に変更します。

Macのサウンドの設定

次に、「システム環境設定」→「サウンド」で、「出力」タブ「Soundflower(2ch)」を選択します。

soundsetting

これだけでセッティングは終了です。

実際の撮影

まずはQuickTimeをLaunchpadから立ち上げます(下の図)。

quicktime

立ち上がったら、上のメニューの「ファイル」→「新画面収録」を実行します。

quicktime1

実行すると、下の図のようなコントローラが現れます。

quicktime2

このコントローラの右の方にある「下矢印」をクリックして、録音するデバイスを選択します。私の場合はUSBにつないだヘッドセットのマイクを利用するので、UAB-350を選択します。

quicktime3

そして、音声のスライダーが最低になっているので、ある程度大きくします。あとは真ん中の録画ボタンをクリックします。すると、次のようなメッセージが出ますので、今回は画面全体をキャプチャしないので、範囲をドラッグで指定します。

quicktime4

あとは真ん中に「収録を開始」ボタンがあるので、これをクリックすると録画が始まります。

quicktime5

収録が終わったら、画面上部のアイコンで○の中に■がある(下の図では右から3つ目のアイコン)をクリックすると終わります。

quicktime6
その後、お好みのファイル形式を選んで書き出せば終了です(今回は720を選んで書き出しました)。もちろん、iMovieでタイトルをつけたり、編集することも可能です。

quicktime7

実際の作品

というわけで、今回のデモ用に「ドットインストールもどき」を作成してみました。ただ、もちろん本家に比べれば、めっちゃ話が下手ですし、収録した事務所の隣のビルが現在解体中で、そのクレーンの騒音を拾っていますが、あしからず(今回は書き出した後にflvにコンバートしています)。

ちく